トヨタ産業技術記念館見学

7月28日(土) 

組込部毎年恒例のトヨタ産業技術記念館の見学に行ってきました。

 

【目的】

制御系業務に配属となっているメンバは主に自動車に搭載されるECUに組込むソフトウェアを日々開発しています。しかしながら普段の業務では、街中を走っている自動車部品の開発している実感は持ちにくいものです。そこで、トヨタ自動車の歴史と自動車のしくみを展示しているこの博物館を見学することで、自動車開発の歴史を通して、我々の開発しているECUが自動車のどの部分を担っているのかを知る機会になればと考え、組込部ではこの博物館へ毎年足を運んでいます。
また、オープン/制御系配属問わず「モノづくり」の大切さに触れるいい機会だと思います。 

 

【当日の様子】

今回は、台風12号が接近しているにも拘わらず組込部員と新人6名が見学に参加してくれました!忙しいところ、ありがとうございました。

 

・施設外観

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・ 自動車開発へ乗り出すまでの道のりを映像で説明

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・シリンダブロックの鋳造の様子

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・鋳造によるエンジンのシリンダブロックの中空部(ウォータージャケット)を作るための中子(なかご)の説明。みんな真剣に聞いています。

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 ・ボディ製造風景。プレスの金型製作が初回生産までに間に合わなかったため、木型に合わせてハンマーで鉄板を成型する方法で形作られた。f:id:istt9353:20180729170932j:plain

 

・A1型試作車の完成写真

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 ・トヨタ自動車創業者「豊田喜一郎」さんの紹介ビデオ。

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 ・自動車販売初期の歴史と拳母工場立ち上げの様子。

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・トラック販売初期に販売車のトラブルに豊田喜一郎さん自ら駆け付け陣頭指揮をとった。ここからトヨタ社の「現地現物主義」は来ている。

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・自動車の構成部品の仕組みのモデル。イグニッションONからエンジン停止までの自動車の内部の動きを説明

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直列4気筒エンジンの動作模型。シリンダ内で動くピストンと吸排気バルブの動き、各気筒が連動する様子がよくわかる模型です。

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トヨタ社が販売した最初の大衆車「AA型乗用車」のレプリカ。このレプリカは実際に走ることができる。当時の販売価格は、3350円。当時の初任給の60か月分だそう。f:id:istt9353:20180729173414j:plain

 

・トヨダG1型トラックのレプリカ。こちらも走行可能で実際にドラマの撮影にも使われた。

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・集合写真

 みんないい笑顔。

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【まとめ】

自動車に実際に目で見て触れて非常にいい機会になったと思います。皆さんご参加ありがとうございました。