7月27日(土) トヨタ産業技術記念館見学

組み込み部毎年恒例のトヨタ産業技術記念館の見学に行ってまいりました。

 

【目的】
制御系業務に配属となっているメンバは主に自動車のECUに組み込むソフトウェア開発に日々取り組んでおります。
しかしながら普段の業務ではパソコンとにらめっこをする毎日であるため、実際に走っている自動車の部品を開発しているという実感はあまりわかないのが実情です。
そこでトヨタ自動車の歴史と自動車の仕組みを展示しているこの記念館に足を運び見学することで国産自動車開発の黎明期における技術者たちの苦労と技術者としての在り方、
そして我々の開発しているECUが自動車のどういう部分を担っているのかを知り、学ぶことを目的としてこの見学会を組込部では毎年行っています。
オープン系/制御系を問わず「モノづくり」の大切さに触れるきっかけになってくれたらとも考えております。


【当日の様子】
去年に引き続き今年も台風がやってくる中での開催となりました。傘が何度か飛ばされそうになりました。
そんな悪天候の中、参加して頂いた組込部員、新人の皆さん、ありがとうございました。

 

【見学の様子】

トヨタ自動車創業者豊田喜一郎氏の生涯の展示

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個人的には豊田喜一郎氏が自身と会社に降りかかる困難をあの手この手で乗り越えていく様に一種の泥臭さを感じました。時にはがむしゃらにやることも大事ですね。

 

 

 

 

・パワートレインやエンジンの仕組みの展示

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知っておくと業務の助けになるパワートレイン、エンジンの仕組みを実際の動作で再現しています。私は去年と合わせて2回目の参加なのですが、1回目の見学と2回目の見学ではまた違った視点で楽しめました。1回目の見学の時には「ああ・・・うごいてるんだなあ・・・・。」くらいの感想しかなかったのですが、2回目の見学では業務で作成した部品はエンジンのどの部分を制御しているのかがわかるようになりました。訪れる度に自分の業務に対する理解度を再認識させてくれる良いブースです。

 

 

 

 

 

実車の展示

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トヨタが初めて開発した輸送用トラックや実車の展示を行っていました。展示されている自動車の中には試乗することが可能なものもあります(さすがに運転はできませんが・・・)。

 

 

写真はありませんが、この他にも自動車製造ラインの展示や別館に豊田喜一郎氏の父である豊田佐吉氏が発明した自動織機の展示もあります。

 

 

 

最後に集合写真を撮影し解散となりました。

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改めまして参加いただいた皆さん、ありがとうございました。