RCカー製作2 -シャーシ編-

組込部活動記録
日付:2016年11月12日 (土) 10:00 - 19:30
場所:IST本社
題名:RCカー製作2 -シャーシ編-
参加者:林、矢子(記)、河地(記)


【作業内容】
前回に引き続き、AUTOSAR RCカーのシャーシ部分の組み立てを行った。
本日は説明書の手順28から最後(配線、タイヤの組み立て・取り付け、その他部品取り付け)まで完了。
バッテリー等を仮止めして、動かすところまで実施したが、意図通りに動作しなかった。(発生した問題と対策②~④)

タイヤの組み立てでは、走行中に外れてしまうことを防ぐため、プラスチックのホイールとゴムタイヤを瞬間接着剤で接着したが、
ゴムタイヤ部分まではみ出てしまい、見た目が悪くなった。(おそらく接着剤のつけすぎ)
最終的に塗装してきれいにしがった時のことを考え、タイヤもやり直してきれいなものと交換したいと考えている。
途中問題が発生し1時間程度ロス。(->発生した問題と対策①)

※※※ 矢子くん追記スペース ※※※
タイヤ取り付けから完成、動作確認まで
タイヤ取り付け前に、ネジに部品ベアリングBB2を取り付けようとしたが、サイズが大きいため奥まで押し込むことができなかった。
説明書と部品ベアリングBB2を比較することで、部品ベアリング3を使用することが判明
すでに組み立てられていた部分を分解し、部品ベアリングBB2に入れ替え、部品ベアリングBB3を用いてタイヤを取り付けた。
バッテリーを接続し、コントローラー受信部にエンジンモーターの信号線とハンドルに使用されているサーボモーターの信号線を接続し、動作確認を行った。
付属のコントローラーで前進命令を出すと、フロントのタイヤは前進するが、リアのタイヤが後退してしまう。
床との摩擦などにより、前進せずその場でくるくる回転してしまった。
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【発生した問題と対策】
①問題:
手順31にて部品ベアリング(BB3)が無い問題が発生。

原因:
確認した結果、手順3,4(プロペラシャフトの組み立て)で部品BB2を使用するところで部品BB3を使用していたことが判明。

解決方法:
前後の組み立て済部品を取り外し、部品BB2と部品BB3を交換した。

対策:
説明書に組み立ての図や部品の図が記載されているが、部品の図は実物大である。
今後は、その図と照らし合わせて正しい部品であることを確認して組み立てることとする。

②問題:
プロポでスロットルトリガーを「前進」側に動かしたとき、
RCカーは前進せず、その場で円を描くように回転する。

原因:
前輪は前向きに回るが、後輪が逆回転している(後ろ向きに回る)。
後輪のギアが逆向きについているのではないかと考えられる。

解決方法:
※未解決※

対策:
※未対策※


③問題:
プロポでスロットルトリガーを「後進」側に動かしたとき、
何も反応せず後進しない。

原因:
※不明※

解決方法:
※未解決※

対策:
※未解決※

④問題:
RCカーの電源ON、プロポの電源ON時、タイヤの初期位置が曲がっている。
まっすぐの状態であるはずだが、前進方向に向かって左側に45度程度傾いている。

原因:
サーボのセットアップ未実施の状態で取り付けており、サーボのニュートラル位置の設定をしていなかったため。
セットアップ済だと思って取り付けてしまっていた。

通常、サーボモータは電源ON時にニュートラル位置にタイヤの向きを変更する。
サーボモータは、ニュートラル位置からの角度でタイヤの回転方向を決めるため、
ニュートラル位置のときタイヤが真っすぐの状態で取り付けなければならない。

解決方法:
サーボのセットアップを実施。
電源ONして、サーボがニュートラル位置になった状態で、タイヤが真っすぐになるよう取り付ける。

対策:
作業日を跨ぐ際は引き継ぎをしっかり行う。
その日の作業内容、問題点等を議事録に残し共有する。


【次回作業内容】
活動日:11/19(土)
作業内容予定:
発生した問題と対策②、④の解決(= RCカーとして正常に動作するところまで確認)
開発環境構築
マイコン取り付け
LED取り付け(前進で前方ライト点灯、後進で後方ライト点灯)
問題点管理一覧作成