RCカー製作3 -シャーシ編-
組込部活動記録
日付:2016年11月19日 (土) 10:00 - 17:00
場所:IST本社
題名:RCカー製作3 -シャーシ編-
参加者:林、矢子(記)、河地、野村(記)
【作業内容】
午前中にAUTOSAR RCカーの、リアデフ取り付け修正を行い、走行することを確認。・・・①
次に、AUTOSAR RCカーに取り付けるマイコンや開発環境の準備作業として、・・・②
開発環境構築・・・②-1
LEDの点灯確認・・・②-2
RH850F1Lマイコンの取り付け作業・・・②-3
上記3点の作業を行った。
①
リアデフの向きが真逆に取り付けられていることを確認し、取り付ける向きを修正した。
マニュアルを確認だけではなく、内部構造を正しく理解している人に確認を取る必要があったのではないかと考えています。
取り付けた人に責任があるのではなく、作業内容の確認工程を入れるべきだと考えます。
②
作業内容:
開発環境の構築で、AUTOSAR RCカーの制御プログラム開発に必要なファイルをダウンロード。
AUTOSAR RCカーの統合開発環境、CS+ for CC V4.00.01(無償評価版)、RH850コンパイラCC-RHが入っていることを確認
ターミナルソフトウェア(TeraTerm)
Ruby(Ver2.2.5)
Bluetoothアダプタを取り付けることで通信モジュールとなるSBDBT5Vマイコン基盤のファームウェアを変更に必要なファイルをダウンロード。
MPLAB IDE v8.92
MPLAB XC16 v1.22(WIN)(10/10/14)
PS3コントローラ/USBゲームパッドUART変換ファームウェアソース ver.140926(最新)
マニュアルの開発環境構築に必要なソフトは一通りダウンロードできた。
RCカーにLEDユニットを取り付け、動作確認をした。
運転中、LEDが点灯することを確認できた。
ボードへのマイコン取り付け作業を行った。
シャーシ、CAN通信、RH850F1Lマイコンを取り付けた。
マイコン間の配線をおこなうため、2つのRH850F1Lマイコンに10Pinボックス型端子をそれぞれ1つずつはんだ付けした。
残り1つは10Pinピンヘッダをはんだ付けする。(次回作業)
問題点:
AUTOSAR RCカーの制御プログラムをダウンロードするために、TOPPERS atk-2プロジェクト?のHPから
プログラムファイル「\os-application\obj\configure.mtpj」をダウンロードしようとしたが、HPにアクセスできない
ため、本日はこの作業を断念した。
SBDBT5Vのプログラム変更で、必要なファイルはダウンロードできたが、MPLABの使用方法の詳細は記載されていない。
インストールや使用方法についてのマニュアルがあれば入手したいが、現状はないため試行錯誤するしかない。
RH850F1Lマイコンを拡張するI/Fユニットが最低限しか入手できていなかった。
対策:
AUTOSAR RCカーの制御プログラムはHPにアクセスできるときに、事前に入手し、自社PCでアクセスできる場所に置いておく。
SBDBT5Vのプログラムは試行錯誤する。できれば開発環境構築に作業要員を一人増やしてほしい。
すべてのマイコンユニットで対応できるよう、10Pinボックス型端子4つと10Pinピンヘッダ2つを購入する。
その他:
午前中に用事があり、参加できたのは午後2時からだった。午前中に参加するために用事を入れないようにします。
【発生した問題と対策】
問題:
前進命令を出すと、前輪は前に回転するが、後輪は後ろに回転してしまい、前進、後退ができなかった。
リアデフを取り付ける向きが逆になっており、前進、後退ができなかった。
解決方法:
マニュアルを読み、リアデフを取り付ける向きが逆になっていることを確認、修正した。
対策:
今後、同じような部品の取り付け作業などがある場合は作業者の確認だけではなく、第三者からの確認も行う。
【次回作業内容】
RH850F1Lマイコンの取り付け作業
RH850F1Lマイコンと拡張部品をはんだ付けする。
ユニットの配置が完了したら配線を行う。